格安SIMに切り替えると電波が悪くなった

格安SIMに変更して電波が悪くなって改善出来ない。諦めてませんか?
もとに戻すにしても違約金が発生するし、今まで受けていたキャリアの恩恵も受けられない。

今まで、docomoのガラケー使っていて電波状態は良好。auのiPhoneも電波状況良好。

iPhoneを格安SIMに変えたら、電波が悪くなり音声通話も途切れる状態。

もちろんすべての場所で電波が悪くなる訳ではありません。

インターネットで、「室内アンテナ」、「フェムトセル」のキーワードで調べてみましたが格安SIMでは、提供されていないようです。
理由は格安SIM(MVNO)は自前で基地局を持っていないから法律上の問題で提供されないようです。

なにか方法がないかと格安SIM提供元に聞いてみましたが、やはり室内アンテナ等は貸出行っていないそうです。
SIMを乾いた布で拭くぐらいしか対策がありませんでした。

やはり無理なのか?・・・

そこで何故このような事になっているのか原因から考えてみましょう。

電波が悪くなる原因

キャリア間、端末での違い

周波数800MHzとか1.5GHz等の数字が出てきますが、難しい話をしても混乱します。
簡単に申し上げますと、対応していない周波数の電波は受けられないという事です。

au、docomo、SoftBankで使っている周波数の違いがあるのと、端末によっても受ける周波数が違います。

3GとLTE(4G)の違い

3Gの特徴

  • 第3世代移動通信システム
  • 通信が遅い
  • 電波が届く範囲が広い
  • 障害物があっても電波が届きやすい

3G=「3rd Generation」の略で日本語表記にすると「第3世代」という事です。
障害物があっても電波が届きやすい特徴があります。建物の中など電波が届きにくい所も届く可能性があります。

LTEの特徴

  • 第3.9世代移動通信システム(3.9G)
  • 通信が速い
  • 電波が届く範囲が3Gより狭い
  • 障害物があると電波が届きにくい

LTE=「Long Term Evolution」の略で日本語表記にすると「長期的な進化」という事です。
一般的には「3.9G」と呼ばれていますが、「4G」と呼ぶことが公式に認められている為「4G」と呼ぶ事もあります。
通信速度が速い代わりに障害物があると電波が弱くなりますので、建物の中では電波が入りにくくなります。

SIMの不具合

SIMの接触不良による不具合があると、SIMが認識できない・電波が弱くなる場合があります。
その場合、SIMの金属面を乾いた布で拭いてみましょう!改善する場合があります。

解決策

私の場合は、建物の中で電波が弱くなって通話に支障が出ていました。
docomoのガラケーでは全く問題なく電波状態も良好だったのにもかかわらずiPhoneをauから格安SIM(モバイルONE)に変更したら電波状況が悪くなった。
なぜ??

ズバリ、最初に説明しました3GとLTEの違いです。
モバイルONEをiPhoneで使う場合、プロファイルをダウンロードすると特に設定も必要なく使えます。
プロファイルをダウンロードするとLTEの設定になっています。iPhone6Sだと端末が初期値で4G(LTE)になっています。
LTEの電波を利用出来るのであれば、速度の速いLTEを使いたい。当然の話です。
VoLTEに対応したスマホなので、音声通話もLTEで行います(電波が届く場合)。

LTEの電波が受信出来なければ3Gに切り替わり問題ないのですが、LTEの電波がギリギリで音声通話に支障が出ていたのではないかと思われます。
手動で3Gに切り替えると、みごと電波状態が改善されました。

LTEから3G変更の設定方法

設定アプリをタップします

モバイルデータ通信をタップします

通信のオプションをタップします

4Gをオンにするをタップします

オフにしますをタップします

私の場合はauからモバイルONE(docomoの電波利用)に変更した事で電波状態が悪くなりましたが上記の方法で改善しました。

いかがでしょうか?改善されましたでしょうか?

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